環境マネジメント論の講義を受講して

3年生の森田 真里菜です。
環境マネジメント論の授業で近畿農政局の方々のお話を聞く事が出来ました。

特に気になったのは、農林水産業の生産力向上と持続性の両立を実現する政策の『みどりの食料システム戦略』です。
私の実家ではコウノトリ米を育てています。コウノトリ米とは栽培・収穫の過程で、コウノトリの餌になるカエルやドジョウなどの生き物が育つ環境を作りだし、コウノトリの野生復帰を支える取り組みです。現状、生産者の減少・高齢化は本当に大きな問題で、私の地元でも若い生産者はほとんどいません。年々高齢化が進み、お米を育てる人が少なくなっています。

また、近畿農政局が開催している消費者団体との意見交換会にも参加させて頂きました。
参加者はほとんどの方が私よりも年上で、若い世代ではあまり関心がないのだと感じましたが、どうしたらもっと関心を持ってもらえるのだろうかと考えるきっかけになりました。
今までは生産者側でしか考えた事がない問題について、消費者の方々からの意見を聞くことができとてもいい経験になりました。

近畿農政局のHPでも講義の様子を掲載していただきました。
近畿農政局 みどりの食料システム戦略について講義