国際観光学部3年生の畑中です。
現在開催されている大阪・関西万博のボランティアの様子をご紹介します。
会場のボランティアでは主に万博会場に来場したお客様に会場のご案内をグループで行っております。
個人ではなくてグループで行っているの?と思いますよね?
実は万博でのボランティアはグループ活動なんです!
半年間行われる世界的なイベントで1日約3時間の間、世代の異なる様々な方と交流することができるのがこのボランティアの特色です。
私がご一緒したみなさんはとてもフレンドリーでして、「1970年の万博も行ったよ」というお話や、「普段はこういうお仕事をしているよ」という国際観光学部で就職活動中の私にはとても参考になるお話しばかりでした。
では、そんな素敵なボランティアのみなさんとどのようにご案内をしているのかと言いますと、私が担当している東エリアでは、大屋根リングの下で地図やタブレットを用いてパビリオンやその他施設のご案内をしております。万博に来なれている方や高齢の方々は地図が楽だと仰っているのですが、私は逆にタブレットが楽なので毎回タブレットを使ってご案内しております。
私がご一緒したみなさんは地図派でして、タブレットを使えると「すごいね」や「使い方教えて」と言っていただけるんですよ!
そして、ここからは私が思い出に残ったご案内をお話をしたいと思います。
私が思い出に残ったご案内は中国の方にパビリオンご案内した際のことです。
大屋根リングの下で活動していると2人の中国の方がパビリオンの場所を英語で尋ねて来ました。
今思えば英語で聞いていただいたので英語で返せば良かったのですが、先程まで中国語を話していた2人の様子を見ると咄嗟に中国語で対応してしまったんです!
ですが、その対応が良かったのか曇り顔の2人が私の中国語を聞いた瞬間安心したのか笑顔を見せてくださいました。きっとカタコトで聞き取りにくかっただろうに、私の中国語を真剣に聞いてくださってパビリオンの案内をした後には2人の出身や日本で訪れた場所を教えてくださいました。
そして、別れる前には1人からは「ありがとう」もう1人からは「我爱你」という言葉をいただき、炎天下の中の活動ではありましたが、その言葉でとても幸せな気持ちになり暑さも吹き飛ぶような瞬間でした。
今回紹介したのはそんな心が暖かくなるお話でしたが、この他にも会場内では修学旅行で訪れた学生さんやご家族で来場された方々など様々なお客様の笑顔を沢山見ることができます。
そんな皆様の青春の1ページや素敵な思い出に少しでも貢献することができる万博会場での活動がとても幸せでした。
閉幕まで残りわずかですが、残っているボランティア活動を最大限に楽しみながら来場者の皆様に素敵な思い出を提供できるように頑張りたいと思います!


