「京の和食と和菓子」の授業で、「京都市中央卸売市場」についての特別講義を受けました

こんにちは、国際観光学部4年生の池崎です。
「京の和食と和菓子」の授業で、京都市中央卸売市場の方にお越しいただき、「京都市中央卸売市場の機能と役割」について特別講義をしていただきました。京都市中央卸売市場と本学は、包括連携協定を締結しています。

卸売市場とは卸売を専門とする市場です。生産者・消費者ともに安心して生鮮食料品等を出荷・購入するための優れた流通システムです。これは、市民の「食生活の豊かさ」を守るための「社会的インフラ」といえる重要なシステムであるそうです。

その中で、京都市中央卸売市場の特徴は3つあります。

  1. 卸、仲卸の明確な役割分担のもとで行われる取引
  2. 産地との太い絆
  3. 小売店や料理飲食店等との強い結びつき

これらが京都ならではの「強み」であり、京の食文化や観光を支えているそうです!
他にも大規模な災害発生時の食料品の調達・供給などの様々な支援を行う拠点として重要な役割を果たしています。更に、市場の機能を維持・強化するため、最先端の生鮮食料品流通拠点になるよう、施設整備を進めています。

特別講義を通して、京都市中央卸売市場が様々な市場活性化に取り組んでいることがわかりました。
地域全体の付加価値が向上することで、市民の豊かな食生活が支えられ、街もより活性化するのだと学びました。
そして、卸売市場は私達の日常生活や社会構造において、重要なシステムであると実感しました。今後も、卸売市場に限らず、地域を支える役割や機能を持った施設や機構についてより深く知っていきたいです。