観光フィールド実習2025(海外・イタリア) ①

こんにちは。国際観光学部3年の安藤です。
私はこの夏休みを利用し、9/5(金)〜9/14(火)までの10日間、海外フィールドワークの一環としてイタリアに行ってきました。

このフィールドワークでは、主にボローニャという町に滞在しながら、ローマ、フィレンツェやヴェネツィア、パドバやパルマといった周辺都市を巡りました。

滞在中は、電車で毎日違う町に行きましたが、同じ国内であるにもかかわらず、都市によって驚くほど景観が異なり、イタリアという国の歴史や文化を身をもって感じることができました。

また、ピザやパスタ、ハムやジェラートなど、日本でも馴染みのあるイタリア料理を楽しめただけでなく、ボロネーゼ発祥の地であるボローニャで本場のボロネーゼを食べたり、パルミジャーノ・レッジャーノの産地であるパルマでチーズプレートを食べるなど、その土地ならではの食事をいただけたことはとても貴重な経験になりました。

また、今回の研修ではヴェネツィアのカ・フォスカリ大学で日本語を学ぶ4人の学生たちとの交流会も行いました。彼らは日本の文化がとても好きで、日本とイタリアの違いや好きなアニメ、日本に興味を持ったきっかけなどを熱く語ってくださりました。自分の興味のあることに対し、情熱を持って取り組む彼らの姿に多くの刺激を受けることができました。

私は今回が人生で初めてのイタリア訪問だったのですが、これまで教科書や写真でしか見たことのなかった建造物を実際に目にすることができて、本当に感動しました。
今のように機械も科学も発達していなかった時代に、人々の知恵と力だけで建てられた大きくて頑丈な建物が、何百年も経った今も町の中にしっかりと残っていて、何度も圧倒されました。町を歩くだけで、歴史の中を歩いているような感覚になり、ローマ人たちが生きていた痕跡が今も町中に残っていることに、イタリアの長い歴史の重みを感じることができました。

また、旅行中は現地の方とも簡単なイタリア語や英語でコミュニケーションを取ることができ、明るくてフレンドリーな国民性や、平日でも休日でもテラスでのんびりおしゃべりを楽しむような、自由でリラックスした雰囲気に触れて、とても居心地の良さを感じました。

イタリアは本当に見どころが多く、今回は時間が足りなくて行けなかった場所もたくさんあるので、また機会があればぜひもう一度訪れたいと思っています。


観光フィールド実習2025(海外・イタリア) ②

2025-10-05