福知山市、舞鶴市、与謝野町、宮津市をまたぐ大江山には「酒呑童子」という鬼の伝説が伝わります。
2025年2月2日、この「酒呑童子」伝説の地へと教員2名、学生3名でフィールドワークを行いました!
このフィールドワークでは、鬼の交流博物館、元伊勢内宮皇大神社の元伊勢節分祭、大原神社の節分祭を見学しました。
中でも印象的だったのは、福知山の大原神社の節分祭。
「鬼は外! 福は内!」ではなく「鬼は内!福は外!」という一般的なものとは真逆の掛け声とともに豆をまいていたことに驚きました。
これは、鬼(厄)を大原神社に迎え、福を大原神社から氏子の各家庭に送るという意味で使われているのだそう。
また、他にも特徴的なのは元伊勢内宮でも大原神社でも、追儺式の後に鬼は鬼面ではなく、お福さんの面を被って再び登場し、待ち人と一つになって祭りを楽しむこと。
鬼の伝説が残るからこそ、一般的な風習とは少し異なる風習を持つ2つの神社を通して、伝説が土地にしっかりと根付いていることを深く実感することができました。







