百物語の館の怪談朗読会を開催しました

六道珍皇寺、千本ゑんま堂、化野念仏寺へとフィールドワークに行きました

2025-02-25

八瀬・比叡山へとフィールドワークに行きました!

2025-02-21

八瀬、三大風葬地に続き、行ったのは怪談朗読会。

2025年1月25日、怪談朗読団体「百物語の館」をお招きし、六道珍皇寺の「子育て幽霊」、妙満寺の「道成寺説話」を公演していただきました。

「百物語の館」は、日本全国の古典を中心に、伝説・伝承・怪談文芸を研究し、現代風に演出して語る活動を行う団体です。伝統的な語り物文化を現代に合った形で届けるため、夏に限らず一年を通して開催しているのが特長で、前回の三大風葬地巡りでお世話になった怪談研究家の井上真史さんも所属されています。

「子育て幽霊」は、墓の中で生まれた子を育てるために幽霊となった女の人の話で、京都でも蓮台野、北野、六道、伏見などに伝わります。

「道成寺説話」は、安珍と清姫の悲恋を描いたもの。
道成寺(和歌山県御坊市)では今も絵巻を使った語りが行われています。道成寺の鐘は豊臣秀吉の紀州攻めの際、戦利品として京都に持ち帰られ、現在は岩倉の「妙満寺」の寺宝となっています。

今回のイベントを活かし、怪談や伝承をテーマにした魅力的な観光コンテンツをつくれるよう、これからも取り組んでいきたいと思います!