6月9日(金)、観光・京都学コースのコース別活動で伏見周辺を散策しました。
京阪 中書島駅に集合し、遊覧船 伏見十石舟に乗船。見ごろの紫陽花に囲まれた宇治川派流を、船頭さんの解説を聞きながら伏見みなと広場三栖閘門資料館へ。資料館では水位差を調整した運河の仕組みを模型で解説していただき、かつて問屋や酒蔵などが軒を連ねる港まちにとって、水運がいかに重要だったかを学びました。
下船後は、寺田屋で闘死した薩摩藩士を顕彰する碑や、その西隣にある寺田屋を見ました。
街歩きとお昼ご飯の時間を挟み、御香宮神社を参拝。伏見の酒の仕込み水と同じ水脈でもある『伏見の御香水』を味わいました。飲んだ学生は「すごいまろやか!」と普段飲む水との違いに驚く様子が見られました。
最後は東福寺へ。
地域の方が生活通路としても使用される「臥雲橋」を通り、便所であった「東司」や現存最古最大の「三門」、「本堂(仏殿兼法堂)」などを見学しました。学生達は大きな建築に驚嘆していました。その後、青々としたもみじを見渡せる「通天橋」を渡って、開山・聖一国師を祀る「開山堂」へ行き、「国指定 名勝 東福寺本坊庭園(方丈庭園)」で趣のある庭を堪能しました。