料理研究家の杉本節子先生をお招きし、調理実習でおばんざいを作りました

こんにちは。
国際観光学部一年生の鳴海です。

「京旅館と女将」と「京のおもてなしとライフスタイル」の合同授業で、今回は「おばんざい」の調理実習を行いました。
「おばんざい」とは特別な日の食事とは違う、「京都の普段のおかず」という意味です。

NHK「きょうの料理」でおなじみの料理研究家 杉本節子先生を講師にお招きし、お手本を見て教えてもらいながら、グループごとでそれぞれ分担しあって、京の伝統的な食材を使った、油揚げと水菜の煮干し煮、豆腐の白味噌汁(お漬物と炊きたてご飯も添えて)を作りました。

油揚げと水菜の煮干し煮は、京都ならではの美味しい食材である「水菜」と「お揚げ」を使いました。
そしてこのような京料理には良質な水が欠かせないということがポイントになるそうです。
お出汁は煮干しと昆布だけでとっていますが、良いお出汁が出てとても優しい味に仕上がり、みんなお汁まで飲み干していました。

豆腐の白味噌汁は、こちらも京都ならではの美味しい食材である「絹ごし豆腐」と「白味噌」を使いました。
絹ごし豆腐の柔らかな食感と白味噌のとろりとした吸い口を楽しむ一品で、とても美味しかったです。
白味噌は出汁の16〜20%の分量を使うと、まったりと美味しい仕上がりになると教えて頂きました。

 

お漬物は、京都の三代漬物である「しば漬け」「すぐき」「千枚漬け」の盛り合わせを食べました。
どれも白ご飯が進むお漬物で美味しかったです。

その他にも、まずはお吸い物からいただくことや、お箸の持ち方、置き方なども教わり大変勉強になりました。

そして、みんなで楽しく、美味しく作れたことがとても良かったです。