みなさまこんにちは、こんばんはかもしれませんね。
今年一年はコロナの影響もあり、私たち学生もオンライン授業に適応しなければならないと今まで出来ていたことが出来ない一年でした。そんな中でも私たち学生に授業を、と先生方がたくさん試行錯誤して授業を行ってくださいました。感謝ですね、有難い話です。
今日はその中でも「道徳」を教えて下さっている三木正博(みきまさひろ)先生にお話を伺ってきました。三木先生は教諭16年・教育研究機関6年・教育委員会8年・校長先生8年の経歴をお持ちです。
そんな輝かしい経歴をお持ちの三木先生に、大学での授業のこと、そしてプライベート!?のことまで根掘り葉掘りお聞きしました。
【大学編】
Q1.授業を考えるときは何を一番に大切にしていますか?
A.準備、段取り。平安女学院大学の生徒に合わせた授業づくり。
Q2.大学の先生をしている中で大変なことはなんですか?
A.学生を子ども扱いしないこと
「大学生はもう子どもではない、一人の大人として接することでその子の良さを引き出せる。」とおっしゃっていました。学生という学ぶ立場の人間にも敬意を払うその考え方は素敵だと思いました。
【プライベート編その1】
Q3.尊敬する人はいますか?
A.人はいません。“こんな人間になりたい”という目標を掲げて日々精進。
「一生懸命、誠実に。適当なことはしないを心がけています」とおっしゃっていました。
Q4.学生時代好きな授業はありましたか?
A.理科&数学
「数式は奇麗だ、この二つの教科は確実に答えが出るし、化学は結果に嘘をつかない。」と楽しそうにおっしゃっていました。私には、、、その気持ちが分かりかねないです…。どこまでいっても数字は数字です。今度数学の良さについて語ってもらえたら?と思っています。
【プライベート編その2】
Q5.お休みの日は何をしていますか?
A.洗車、この間は愛車三台をピカピカにしたそうです。
ゴルフ、プロのコーチに教えてもらい楽しい!
「今までは教える側であったが、学ぶ側になって知ることもある。学ぶことは楽しい」とおっしゃっていました。何年経っても学ぶことをやめない姿勢は、私たちも見習うべきだと感じました。
Q6.今後の人生の目標はありますか?
A.素敵な家政婦になりたいです。
なんとまさかの「家政婦さん」!! 最近は台所をピカピカにしたそうです。「集中するとあっという間に時間が経ちますね」とおっしゃっていました。
3日も経つと、また汚くなってしまう台所。「きれいに使ってほしい」なんて言うと奥さんに怒られてしまうので、黙っていることはここだけの秘密です。
最後に『私たち学生に一言お願いします』と質問をすると、「自分らしく生きてください。“らしさ”は良さ、自分の頑張りでもあることだから、決して無理をしないで最大限に生かした人生を見つけられたら幸せだよね。」と答えてくださいました。
インタビュー中、何度も「生まれ変わってももう一度小学校の先生になりたい」とおっしゃっていた三木先生、この一言に三木先生の今までが表されているような気がしました。世間一般では『教職はブラックだ』と囁かれていますが、何十年と教育に携わってきた人の言葉の重みは違う。この一言に教師という仕事の素晴らしさ、そして誇らしさを感じ取ることが出来ると思いました。
お忙しい中インタビューに答えて下さった三木先生には感謝です。ちなみに私は三木先生の一言でこの大学に入ろうと決意したほどですからね。みなさんも是非。
『努力を怠らない』これを肝に銘じて、私たちも日々精進していけたらと思います。
(インタビュアー:松崎・徳田)