国際観光学部 観光フィールド実習(国内)2024②

これまでは「観光フィールドワーク」という授業名でしたが2024年度より「観光フィールド実習」となりました。

第2回観光フィールド実習(国内)は「お茶の京都①」です。

宇治を含む「お茶の京都」と呼ばれる地域は京都府南部に位置します。
お茶の産地ならではの風景、グルメ、茶摘み体験などを楽しむことができる魅力的な地域です。

今回のフィールドワークは、午前中に「お茶の京都DMO」の方のお話を聞き、午後からはそれぞれ班に分かれて活動しました。

「お茶の京都DMO」の方からは2時間ほどお話を聞きました。
私たちの質問にもたくさん答えてくださいました。

「お茶の京都」地域も、ほかの地域同様、インバウンドのお客様が増加しているそうです。
特に南の方の地域では公共交通機関はローカル線が多いため、風情があり、外国人の方から人気があるそうです。
宇治から南の地域は、戦渦に巻き込まれなかったため、文化財が多く残っているそうです。そのため、どちらかというと、ご年配の方のお客様が多いようです。

また、宇治は京都から少し足を伸ばしたら行くことが出来る場所にあるため、日帰りのお客様が多いようです。
夜に楽しめるイベントが京都市内に比べ、少ないことも日帰り客が多い要因だと考えられます。
昔は宇治で花火大会が行われていたそうです。
再開するのは難しいかもしれませんが、夜も楽しめる場所ができるとすてきだなと思いました。

また、リピーターを増やすために取り組んでいることなども伺いました。
リピーターを増やすためには、満足感が必要です。
おもてなしの心や、外国のお客様が満足して観光できるように、通訳育成も行っているそうです。

宇治は、日本を代表するお茶の産地です。
そんな宇治市では、小学校で、水道からお茶がでてくるなど、宇治市民としてお茶に対して親しみをもつための教育もされています。
大河ドラマ「光る君へ」の影響もあり、「宇治市源氏物語ミュージアム」の入場者数は過去最高を記録しています。

宇治は、豊かな歴史、文化に恵まれた街です。
これから、観光の目線から見てもまだまだ発展しそうな街だと感じました。
午後からは、実際に宇治を巡ります!

国際観光学部 観光フィールド実習(国内)2024③

2025-06-03

国際観光学部 観光フィールド実習(国内)2024①

2025-05-30