11月6日(月)、子ども教育学部の学生5名が、大阪府立島本高等学校の保育専門コースの生徒さんたちに造形活動の模擬授業をしてきました。午前と午後、2つのクラスについて、それぞれ2時間(50分授業の2回分)の模擬授業をしてきました。
普段は乳幼児を相手に実習やボランティア活動をしている学生ですが、高校生に製作指導をするのは、少し緊張したようです。保育専門コースの生徒さんたちなので、将来保育実習に出たとき、部分実習はこのようにしましょう、というお手本のようにして授業を進めていました。
今回つくるのは、5歳児のクラスを想定して、秋のお芋掘りに行ったことを思い出としてまとめる作品です。
最初に導入として、絵本を読みます。
そのあと、作り方を一通り説明して、4グループに分かれて製作にとりかかります。
新聞紙をくしゃくしゃにして丸めて、色を塗ってさつまいもに見立てます。
けっこう大きなお芋になりました。
ふたりがかりで色を塗ったりして楽しそうです。
絵の具がなかなか乾かないので、最初に色塗りして乾かしておきます。
お芋のつるの葉っぱは色画用紙を切り抜いて、クレヨンで葉脈を描きます。
折り紙で、栗や柿をつくります。
用意してあった台紙には、土の部分にフィンガーペイントで模様をつけていきます。指に絵の具をつけてスタンプしていくのが、子どもにもどったみたいで楽しかったという感想もありました。
2クラス8グループで作品をつくりました。それぞれを横にならべてつなぎ合わせると、ひとつの大きな作品になります。大きなお芋がごろごろと土のなかにある様子が上手に表現されていました。もういちどお芋掘りにいきたくなりますね。
最後に、「焼きいもあちちのち」の手遊びをしました。早くできたグループがまだ出てきてないグループを待っている間に手遊びで遊びましょうという設定です。