島本高校で学生が造形作品製作の指導をしました

11月18日(金)、子ども学部の4年次生5名が、大阪府立島本高校の保育専門コースの2年生の授業で、造形作品を指導してきました。3・4時間目のクラスと5・6時間目のクラスの2回授業でした。

内容は、模造紙1枚に造形表現のいろいろな技法をもちいて秋の森の様子を製作しまた。
題材には絵本『14ひきのあきまつり』を使いました。

保育実習での部分実習と同じように主活動をはじめる前の導入を体験してもらいました。今回は、まず手遊びをして、絵本『14ひきのあきまつり』の読み聞かせをしました。高校生の皆さんは、幼児になったつもりで、絵本の周りに集まって聞いてもらいました。

その後、5名1組のグループに分かれて、模造紙1枚に秋の森を描きました。絵本から得た秋の森のイメージを膨らませて製作してもらいました。
色画用紙を丸めたり切ったりて貼り付けたりして木の枝を表現し、折り紙でどんぐりとキノコをつくります。さらに、スタンピングやスパッタリングやフロッタージュの表現技法を用いて木の葉を表現してもらいました。

絵画遊びのための造形表現技法
スタンピング:落ち葉のスタンプをつけます。
スパッタリング:落ち葉の形に切り取った画用紙に絵の具をブラシで吹き付けます。
フロッタージュ:こすりだり。葉っぱの上に紙を重ねて鉛筆やクレヨンで凸凹を写す。

できあがったら、それぞれのグループの作品を発表します。それぞれに特徴ある素敵な作品が仕上がりました。指導した学生は、高校生たちが楽しそうに作品作りをしていたこと、いろいろなアイデアに満ちた作品ができあがったことに感動していました。
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製作指導にあたった学生と高校生の製作風景

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大学生の作品

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高校生の作品