10月29日(金)、「京都学」の巡見にいきました。
緊急事態宣言が解除され少しづつ観光客も戻ってきている京都で、先日、国際観光学部の2~4年生が市内の観光地を歩くフィールドワークを行いました。
今回は「平安京の『へり』を歩く」というテーマで、もとの平安京の北側周辺の地域を東端から西端まで踏査するという企画です。
出発点は大学です。
大学は京都御苑の西にあるので、御苑内を抜けて、まず平安京の東端の道路である寺町通(東京極大路)を目指しました。
ここで、下御霊神社に参拝。寺町通を北上して、鴨川の飛び石を渡り、下鴨神社に参拝しました。
お昼ご飯は、出雲路橋のたもとの鴨川公園で。
ここからまた西へ向かいます。
上御霊神社を経て、船岡山にのぼりました。
船岡山にある建勲神社は、おそらく刀剣乱舞の聖地巡礼の参拝者で賑わっていました。
太陽がまぶしかったですが、とても見晴らしがよく、京都市内を一望することができました。
船岡山の次は、北野天満宮へ。
そこから一条通を西へ進み、妙心寺を通って、平安京の西の端にあたる西京極大路の跡を歩きました。JR花園駅で解散です。
歩きながら、担当の先生が当時の歴史を交えて解説してくれました。
課題も出ているので、みんな写真を撮ったり、記録をしたり。
とにかくたくさん歩いたので、疲れもありましたが、久しぶりに屋外で実習ができて、国際観光学部らしい学びを実感できたのがよかったです。
残念ながら紅葉はまだでしたが、天気にも恵まれ秋晴れのもと、とても気持ちの良い一日でした。
冬にかけて今後も月1回程度の巡見を計画しています。