国際観光学科４回生の中谷・橋本・竹森です。
「京の和食と和菓子」の授業に、料理研究家の杉本節子先生をお招きし、「京の食文化」について貴重なお話をしていただきました。
杉本先生は、公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会常務理事兼事務局長をされており、お住まいである「杉本家住宅」（国の重要文化財）のハード面の保守管理や無形文化の継承に力を入れて活動されています。
平成25年に、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食 日本人の伝統的な食文化」などについて説明してくださいました。和食の個別の料理が登録されたわけではなく、日本に古くから伝わる「食文化」に価値があり、先代の「贅沢しすぎない」というもったいない精神が、今日の日本の食文化の形成につながっているのだと感じました。
近年の若者の和食離れが進む中、より多くの人に和食の本当の良さを知ってもらいたいと思います。
