子ども教育学部3年の佐藤友渚です。11月4日(日)午後2時より、高槻市立服部図書館において開催された「ミニ・ビブリオバトル in 高槻」に参加してきました。
私は担任の先生に「参加したらお菓子がもらえる!」と言われ、今回のビブリオバトルに高田さんと共に参加しました。正直会場に行く直前まで何も準備しておらず不安もありましたが、そんなに規模は大きくないだろうと思っていました。ですが会場に着くと、沢山の椅子がセッティングしてあり、発表の場所にはスポットライトが当たっており一気に緊張が高まりました。
私が今回紹介した本は「からくり夢時計」という小説です。この小説は私が小学生の頃に出会い、今まで読んだ本の中で一番好きな本でした。3分間という時間がスタートすると、話そうと思っていた内容を1分程で全て話し終えてしまい戸惑いました。ですが、どうしてもこの本の魅力を伝えたくて拙い文章でしたが、私のこの本に対する思いを素直に話しました。すると、長いと感じていた時間はあっという間に過ぎていき、最初の1分間に感じた長さが嘘のように感じました。
発表が終わると同時に、私はビブリオバトルに参加してとても良かったと思いました。なぜなら、聞いてくれている方はみなさん本に興味を持っており、私の好きな本の話を真剣に聞いてくれていたからです。自分が好きな本の話をとても真剣に聞いてくださったことに、とても嬉しく感動を覚えました。
私と一緒に参加した高田さんは「スイッチを押すとき」という本を紹介していました。私はこの本を一度読んだことがありましたが、高田さんの紹介を聞いて、もう一度読んでみたいと思いました。また他のバトラーさんが紹介していた本もとても魅力的でした。私が普段読む本とはジャンルが違う本もありましたが是非読んでみたいと思いました。
その後の投票でチャンプ本に選んでいただきました。
ビブリオバトルの後、控え室から出る際に、ビブリオバトルを聴いてくださった親子が、私の紹介した本を借りていて、「読むのが楽しみです!」と言ってくださり本当に嬉しかったです。
はじめはお菓子をもらうために参加したビブリオバトルでしたが、私にとってとても良い経験になりました。
これからも沢山の本を読み、機会があればまた是非ビブリオバトルに参加したいと思います。
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子ども教育学部3年の高田佳歩です。今回、佐藤さんと一緒にミニ・ビブリオバトルに参加してきました。
先生にビブリオバトルのお話をいただいたときは、詳細をよく理解しないまま参加することを決断しました。会場に着くと思っていたよりちゃんとした空間が広がっていて、それだけで緊張でいっぱいになりました。
今回のバトラーは私を含め5人で、みんなそれぞれ紹介する本のジャンルは異なりました。私は「スイッチを押すとき」を紹介させていただきました。
3分をとても長く感じました。
でも、話し始めると自分が思っていたより私はこの本を好きだったのだなと実感できるくらい言葉がでてきて驚きました。どんなふうに紹介すればみんなが読みたいと思うだろう、この本の魅力はどんなところだろうと考えるのは楽しいなと新たな発見ができました。聞いてくださっている方々も頷いてくれたり、笑顔でいてくれて安心して話すことができました。
参加するまではチャンプ本に選ばれることなんて目標にすらしていなかったのですが、いざやってみて友達の本がチャンプ本に輝いたということに悔しさが込み上げてきてリベンジしたいなという思いが生まれました。
しかし、勝てなかったことでなく、この本の良さを最大限に話すことができなかったことが一番悔しいです。
また機会があれば是非挑戦して、今度はもっと自信を持って自分の好きな本をみんなに紹介したいと思います。