「京の和食と和菓子」の授業で木乃婦さんの懐石料理をいただきました!

1月16日(月)の「京の和食と和菓子」の授業にて、新町仏光寺の木乃婦さんの懐石料理をいただきました。
お正月の時期は少し過ぎていましたが、懐石料理の献立や、部屋のしつらえはお正月用のものをご用意いただきました。
使用されている器や部屋に飾られている絵画も大変高価なもので、木乃婦の三代目主人 髙橋拓児さんからは、価値あるものの価値を理解するためには教養が必要であるというお話がありました。
 
なまこが使われている八寸や、白みそのお雑煮、お造り、炊き合わせ、かやくご飯という献立で、最後には特別にご用意くださったイチゴとグレープフルーツを使ったデザートをいただきました。
硬いナマコをお茶の成分を利用して柔らかくすることや、別々に調理した食材を最後に一緒に炊き合わせる調理法があること、金属の窯を使用することでお米が早く美味しく炊けることなど、
調理法や食文化の成り立ちを説明していただきながら味わう料理はとても特別に感じられ、美味しいものを楽しむうえで、知識があることで全く違った体験になるということを実感しました。
食べたことがなかった食材や調理法の料理をいただいて、大変貴重な体験になりました。