日中文化交流協会の大学生訪中団として中国を訪れました!

こんにちは!
国際観光学部2年生の畑中です。
9月4日から9月10日までの7日間、日中文化交流協会の大学生訪中団として中国(上海・山東省・北京)を訪れました。

7日間の訪中の思い出を紹介していきます!

1日目は上海を訪れました。
一番初めに「豫園」という明の時代につくられた庭園を訪れました。
豫園は歴史ある庭園ということもあり中国の時代劇に出てきそうな風情のある場所でした。
また、中華衣装を着て写真撮影をしている人が多くいるのを見て歴史ある場所で歴史ある服を着て写真を撮りたいと思うのは日本も中国も同じなんだなと思いました。
夜は、黄浦江でクルーズに乗りました。
上海の美しい街並みをクルーズ船から観ることができ、異国情緒漂う景色に魅了されました。
 

 
2日目と3日目は山東省の済南という場所を訪れました。
済南で特に印象に残ったのは「山東手造展示体験センター」です。ここは山東省の様々な工芸品が展示、販売されていました。館内は少しレトロな雰囲気があり、昭和レトロが好きな私はとてもテンションが上がりました。
また、地下1階には「家家悦生活港」というスーパーマーケットが入っていて、私も友人も沢山のお土産を購入することができました。

4日目から最終日までは北京に滞在しました。
北京では「景山公園」や「万里の長城」、北京オリンピックで使用された様々な施設を訪れました。観光した場所での思い出もとても色濃く残っているのですが、それと同じくらい北京第二外国語学院での交流が強く思い出に残っているのでそちらを紹介します。
北京第二外国語学院では日本語を勉強している学生の方達と8人のグループをつくり様々なゲームを通して交流しました。「好きな〇〇」というテーマで、中国の学生は「好きな日本のご飯」、日本の学生は「好きな中国のご飯」とお互いの国の好きな食べ物の話をして盛り上がりました。

グループ交流が終わると夜ご飯の時間になっていて学校の職員食堂で中国の学生さんと交流しながら夕食を取りました。
私は教室から食堂へ移動する際に話しかけた女の子と夕食を共にし、沢山のお話をしました。夕食がバイキング形式だったため彼女が好きなメニューを教えてもらったり、日本へ留学していたときの話を聞かせてもらったり、オススメのお土産や中国の観光地も教えてもらいました。
彼女と話していると時間はあっという間に過ぎてしまい、気づけばホテルに帰る時間になっていました。別れを惜しみながらバスへ移動しようとすると「コーヒーをプレゼントする」と彼女が言ってくれました。私が夕食中に何気なく呟いた「カフェオレ飲みたいな〜」という言葉を気にしてくれていたんです。私は、その思いやりがとても嬉しくて胸がいっぱいになりました。
彼女がプレゼントしてくれたカフェオレは中国で食べたどの料理よりも美味しかったです。

中国の人と日本の人は交流する機会とお互いを知りたいと思う心さえあれば、きっと素敵な友人になれるとこの訪中を通して思いました。

このような素敵な機会を提供してくださった先生方や訪中を後押ししてくれた家族、大学生訪中団という中国を知るきっかけを設けてくださった日中文化交流協会の方々、そして大学生訪中団で出会えた友人には感謝の気持ちでいっぱいです。

今回の訪中の楽しみや学びを糧に大学生生活をより有意義なものにしていきます!