「京の和食と和菓子」の授業で木乃婦さんの会席料理をいただきました!

11月29日(水)の「京の和食と和菓子」の授業で、新町仏光寺にある「京料理 木乃婦」さんを訪れました。
木乃婦さんは日本各地の厳選された食材を使用した京料理を提供されており、三代目の髙橋拓児さんに京料理とは何かというお話を伺いながらこだわりの会席料理をいただきました。
京都に住んでいてもなかなか京料理をいただく機会がないという学生も多く、大変貴重な経験をさせていただきました。

大橋さん
今回木乃婦さんでは6種類のお料理をいただきました。いただいたお料理はどれも上品な味で美味しかったです。旬の食材がたくさん使用されており、お刺身や焼き魚はいつも食べているものとは全く別物のように美味しかったです。また、デザートをいただけたのが嬉しかったです。食材だけでなく料理を提供する器にもこだわっているそうで、器の一つひとつもデザインから形まで綺麗でお料理の魅力を際立たせていると感じました。
釣部さん
はじめにあったお話が印象的でした。お料理は一期一会という思いでその日の気候に合わせて作られているそうです。
お料理はどれも本当に美味しかったのですが、中でも最初にいただいた胡麻豆腐がいちばん印象に残っています。餡掛けの胡麻豆腐はしっかり味が付いていて、途中で生姜を乗せて食べるとまた違った味わいがあり美味しかったです。普段食べないものばかりで素敵な経験になりました。
綾城さん
最初に伺ったお話の中で、京都の出汁についてお話しされていましたが、一品目の胡麻豆腐は餡にとろみがあり、出汁の味をしっかりと感じることが出来ました。どのお料理も盛り付けや器にまでこだわりを感じ、新しい料理が出てくるたびに感動していました。ひとつ驚いたことは、最後のデザートにココナッツが出てきたことです。京都以外の食材でも出汁の加減によって京料理となる、外国の食材でも会席料理に取り入れることが出来ると知りました。
竹下さん
寒い中外で待っていた私たちに寒いので先に中へどうぞ、と案内して下さりお部屋も暖かくほっこりとした気持ちになりました。
1品目に出てきた暖かい胡麻豆腐、これを提供された理由が冷えた体を温めてその後の料理を食べてもらいたい、との事で、季節にあったメニューを考えておられるのはもちろんのこと寒い中来るお客さんの事まで考えられていて感激しました。
2品目以降もメニュー自体はとてもシンプルでしたがそれぞれの主役となる食材の味が際立つような味付けがされており、出汁への強いこだわり、1品1品真剣に向き合って作られていることを体感致しました。
山田さん
これまで会席料理を食べる機会がなく、初めての経験でした。一品一品がとても上品で繊細であり、全てのお料理を楽しみながらいただくことができました。
はじめのお話の中にあった、京料理はただ京都の食材が使われている料理ではなく、北海道や九州の食材を使いながらも、京都を感じられるような工夫がされている料理だということを意識しながらいただきました。また今回1番驚いたのは、ご飯とお味噌汁です。お味噌汁のだしが赤だしであったことはびっくりしました。愛知県出身の私はとても嬉しかったです。