「京の和食と和菓子」の授業で、「亀屋博永」を見学しました!

11月13日(月)に「京の和食と和菓子」の授業で、「亀屋博永」を見学しました!
京御菓子司「亀屋博永」は、上京区の御所西、油小路下長者町下るにあります。
老夫婦で営まれているこぢんまりとした和菓子店で、地元の方々に愛されています。
こちらのご主人は、祇園の老舗「亀屋清永」で40年ほど菓子職人として腕を磨き、この地で10年以上営業されています。
「わらび餅」の看板が店の外に掲げてあるのですが、このわらび餅がお店の看板商品です。

 
このわらび餅を、今回の見学で試食しましたが、飲み物がなくてもすんなり食べることができました。
和菓子によくある、お腹にドッシリたまる感じがありません。
プツンっとした歯切れも感じつつ、それでいてとろける食感。黄粉の黒豆や大豆の香ばしさとコク。わらび餅の上品な甘さ。
やわらかい食感とやさしい甘さで、食べやすいわらび餅だと感じました。
透明や白っぽいわらび餅には本わらび粉が含まれておらず、本わらび粉が20%以上含まれている色の濃いものが本わらび餅といわれます。
本わらび粉は寝かせるのが長ければ長いほど味が出るそうで、亀屋博永では5年ものの本わらび粉を100%使用しており、それが美味しさのポイントだそうです。
ご主人ならではの隠し味もたくさん含まれていました!
とても気さくで話しやすいご夫婦で、また行きたいと思いました。
気になる方は是非お立ち寄りください!
 
京御菓子司 亀屋博永
〒602-8055 京都府京都市上京区大黒屋町38
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