谷口学長が特別講義を行いました

7/4(火)、7/5(水)に国際観光学部の学生に向けて谷口学長が、「生き物にとっての水」と題して講義をおこないました。

谷口学長の専門である理学という学問について説明したあと、10の事象を例に水が生き物にとってどのように重要なのかいうことを講じました。

火星に生物がいることの証明として、火星に水があるということが重要なのだということや、海水の組成と人間などの生物を形成する生体液の組成が似ていること。そしてアルツハイマー病やBSE、パーキンソン病などは脳内のタンパク質の変性(アミロイドβ)により発病することなどを解説していただきました。

講義を通して、私たちは水無しでは生きられず、水の循環の中で生かされているということ、そして水の動きで病気を診断していることを学ぶことができました。

身近な存在である「水」を扱った講義だったため、最後には「水素水とは?」や「肝臓の健康診断にミルクティーを使うといい、というのは本当なのか」といった質問が学生から学長に積極的に投げかけられるなど、学生の好奇心が刺激された講義となりました。