それでは、岡崎地区からサテライトスタジオ方面に戻りたいと思います。
三条大橋を渡り、河原町通を横断、アーケードに入って少し歩いて右側を見上げると、古めかしい大きな看板が見えます。
三条大橋は東海道五十三次の西の起点。
その昔、針はかさばらない京の土産として喜ばれたそうです。ビルを抜けたところに針のお店があります。
もう少し行くと、左側には刃物の老舗があります。
時々、包丁を研ぎに出して大事に使えば、それこそ一生ものですね。しかし、我が家の包丁は手入れが必要なようです……。
寺町三条の角を曲がると、時代を感じる食堂があって賑わっています。
コロナの前は外国からのお客さんも見かけました。
そのお隣は矢田地蔵尊。六道珍皇寺が「迎え鐘」なら、ここは「送り鐘」。
お盆を過ごしたご先祖様が無事に冥土に戻られるよう、五山の送り火と同じく8月16日に送り鐘を撞きます。
三条大橋の擬宝珠(ぎぼし)には、「天正18(1590)年に豊臣秀吉が三条大橋を架けたこと」という文字が刻まれています。ぜひ、チェックしてみてください♪