平安時代後期、堀河天皇に譲位し、白河殿を造営して院政を始めた白河天皇。
白河殿は、現在の私立学校振興事業・共済事業団のお宿「京都 白河院」の付近にあったようで、白河院址の石碑があります。
また、岡崎周辺には院政期に建てられた「勝」の字が付く六つの寺院があり、総称して「六勝寺」と呼ばれます。
そこで、六勝寺をまとめてみましょう。
法 勝寺 → 白河天皇 御願
尊 勝寺 → 堀河天皇 御願
※まず、院政の始まりである白河天皇と堀河天皇をセットで覚えましょう
最 勝寺 → 鳥羽 天皇 御願
円 勝寺 → 鳥羽 天皇中宮 待賢門院藤原璋子 御願
延 勝寺 → 近衛 天皇 御願
※鳥羽天皇つながりで、最勝寺と円勝寺を覚えましょう
円勝寺と延勝寺は、同じ読み方ということで覚えましょう
最後の一つは成勝寺。
保元の乱で讃岐に配流され、京都最恐の怨霊と称される崇徳天皇の御願寺。
心して覚えてください。
なお、創建された順では円勝寺と延勝寺との間、5番目となります。
白河天皇は、最初に院政を始めた人としても知られています♪