祇園祭の粽作りについて学びました

11月4日(月・振休)の1・2年生合同のジェネリックスキルの授業で、
毛利理事長と本学の卒業生である辻様に「祇園祭の粽作り」に関しての講義をしていただきました。
講義を受けた学生のコメントを紹介します。


国際観光学部1年の谷口です。
11月4日(月・振休)のジェネリックスキルの授業で、祇園祭の粽作りについて学びました。
祇園祭は、1000年以上続く八坂神社のお祭りです。疫病退散を願う祭儀として始まり、今では国内外から多くの観光客が訪れ、人気があります。
ちまきは祇園祭の各鉾にあり、観光客の増加と共にその需要も高まっています。
私自身、ボランティアでちまきの授与を経験しましたが、ちまきが何でできているのか、誰が作っているのか、などは詳しく知りませんでした。
そのため今回の講義はとても興味深く、祇園祭には、お祭りを支える継承者の努力が隠れていることを知りました。
今後もちまき作りを広めていくためには、私たちの世代がちまき作りに参加し、次の世代に伝えていく必要があると思いました。


国際観光学部2年の馬場です。
私は今までちまきがどのような工程で作られているのか、またどのような材料を使って作られているのかを知りませんでした。
材料は笹や藁、いがら、いぐさから作られており、ちまきを束ねるときも紐などは一切使うことがなく、材料の物だけで束ねていると知りました。
講義では、実際に講師の方がちまきを作っているところを見ることができ、とても良い経験になりました。
今回お話を伺って、ちまきの作り手が減っており、伝統文化の継承が困難になっているという事を知りました。
伝統文化を絶やさないために私たちが出来る事を考えていきたいと思います。