こんにちは!国際観光学部 3 年の大星です。7月8日木曜日、エコツーリズム論の第13回
目の授業の際に、京都市環境政策局 地球温暖化対策室 エネルギー企画係長の河合要子
先生に講義をしていただきました。
今回の講義は「観光と持続可能性―気候変動の観点から―」というテーマでした!
はじめに、近年の気候変動に伴う危機について、現状を理解するために地球上で発生して
いる猛暑についてお話していただきました。世界各地で熱波が襲い、2010年以降急激に暑
くなっており、日本でも気象庁が命に関わる暑さと警鐘を鳴らしています。世界は重大な気
候の非常事態に直面していることが分かりました。
この異常な気候変動は、人為的な温室効果ガスの排出に伴う地球温暖化が原因です。地球
温暖化による影響は、ただ暑い!というだけではなく、生命や伝統文化の継承、観光資源と
いった財産、また、身近な暮らしの安全や安心までもが脅かされ、このままでは途絶えてし
まう運命かもしれません…。
この原因である地球温暖化を防止するためには、再生可能エネルギーを利用することで
CO2の排出を抑えることが必要です!そのための世界の目標として、2050年までにCO2
排出量ゼロを目指す、持続的な開発目標としてSDGs(Sustainable Development Goals)が
2015年に採択されました!
現在、大企業では「RE100」が、中小企業や企業以外の団体で
は「再エネ 100 宣言 RE Action」といった取り組みが行われ、平安女学院大学も「再エネ100 宣言 RE Action」に 2019年12月から参加しています!
![](http://blog.heian.ac.jp/wp-content/uploads/2021/07/IMG_3222.jpg)
この参加に伴い、平安女学院大学イルミネーション委員会では、太陽光発電つまりは、再生可能エネルギーを利用して、イルミネーションを点灯する取り組みを2020年に実施しました!私は、イルミネーション委員会2021年度委員長を務めています。今年も、京都市環境政策局の方々のお力をお借りして企画を進行中です!
平安女学院大学でも持続可能性を積極的にアピールし、地球温暖化の防止に努め、またア
グネス・イルミネーションが、これからも皆さまの心を照らす光となる活動にしていきたい
です!
河合要子先生、この度はお忙しい中、貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございま
した!