皆さん
こんにちは。国際観光学部国際観光学科の古村です。
先日、『環境マネジメント論』の授業で『株式会社ダイフク』様に見学に行ってきました!
ダイフク様は、世界トップシェアのマテリアルハンドリング企業です。私たちは滋賀事業所を見学させていただきました。
バスに乗って事業所内を案内してもらった時に、とても広くて一つの街のようになっていることに驚きました。
滋賀県内でも第二位の広さになる事業所とのことでした。
ダイフク様に訪問させていただくまで、「マテリアルハンドリング」という言葉を耳にしたことがなく、機械を作っている会社であるということだけで、文系である私には縁遠い企業なのではないかと思っていました。
しかしながら、総合展示場『日に新た館』の見学をさせていただいたことでそのイメージは払しょくされました。『日に新た館』では物流システム機器について実際に使われる場面を想定した展示がされています。
機械を動かしながら、使い方の説明を受けたことでより深く製品についての理解が深まりました。
空港や宅配といった身近な場面で使われる製品も多く、私にとって近い存在である企業であることを知りました。
事業所内に太陽光発電のためのメガソーラーの設置以外にも事業所内に住む生き物の保全活動なども企業一体となって進めておられることがわかりました。
私も持続可能な未来のために何をするべきなのかについて考えてみたいと思いました。
とくに、私は『日に新た館』の取り組みに興味を持ちました。
ここでは、技術をわかりやすい言葉でより多くの人に知ってもらうための日々の努力がなされていることを学びました。
技術内容を深く理解し、機械の動かし方を習得するだけではなく、多言語対応、さらには見学される人の生活習慣への配慮など、様々な人に対応したきめの細かいおもてなしがなされていました。平安女学院大学の国際観光学部では、おもてなしについて学ぶ授業が多いです。今回の見学で、実際におもてなしが企業においてどのようになされているのかを知ることができて本当によかったです。
今回の見学では、機械化することの大切さとともに、人と人とのつながりや関係の構築が仕事の中で大切であることを学ぶことができました。私が台湾に留学した1年間で、語学だけではないコミュニケーションの大切さを感じてきたことにも通じる経験ができました。さらに日本のモノづくりの素晴らしさ、さらに日本らしいおもてなしの心を実感することができ、わたしも自分の語学やコミュニケーションの力を活かして日本の技術を世界に届けたいという思いがさらに強くなりました。ありがとうございました。