先日、教科生活の授業で、あくあぴあ芥川(高槻市立自然博物館)を見学してきましたので、学生の感想をいくつか交えながら紹介します。
あくあぴあ芥川は、高槻市内にある3つの博物館のうちの一つで、高槻の自然を紹介しています。
芥川に面した斜面に建つ4階建ての建物です。正面の大きな階段を上っていくと建物の2階の展示フロアに到達します。通常はバス通りに面しているのが4階なので、一番上の4階にある展望フロアから入館します。
いつもバスで通っている所にこんな博物館があるなんて全く知らなかったが、地域にこのような施設があると良いと思った(高倉)。
1階の展示室には高槻市内で見られる動物や鳥の剥製(はくせい)や昆虫の標本が展示されています。写真には鹿とイノシシが写っています。そのほかにもイタチやウサギなどもいました。
剥製がすごくリアルで本物みたいだった(山下)。本当に動き出しそうな感じがして気に入った(平城)。標本や剥製などは見る機会が少ないので楽しかった。(島田)
1階フロアの隅のほうに、企画展のコーナーがあります。このときは「芥川と魚たち」(6月17日〜9月3日)を展示していました。壁に芥川の上流から下流までの手描きの絵を貼り付けてあって、それぞれの流域での川と魚の関係を分かりやすく学べるようになっていました。
2階には芥川に生息する魚類や甲殻類や亀、高槻市内の蛙や蛇なのが展示されています。1階の剥製とちがって、こちらは水槽やガラスケースのなかで生きています。上の写真は、「めくってみよう!」パネルで、農家の風景のなかに隠れている小動物を見つける展示です。絵をめくると隠れている生き物の絵と名前が出てきます。
めくってみよう!は小さい子どもが楽しそうにめくって良いなと思いました。クイズもあり、子どもが楽しみながら学べると思いました。(水谷)
魚の水槽の写真を撮るのを忘れました。大きなジオラマ水槽と小さな水槽がたくさん並んでいました。
スッポンモドキは鼻がブタのような鼻をしていて、初めて見ました(大迫)。淡水魚の展示では豆知識も書いてあってよかった(高橋)。
3階は、一部2階の吹き抜けになっていて、ジオラマ水槽を上から眺め下ろすことができます。事務所と学習コーナーがあって、いろいろな本が置いてありました。
また3階には、「なりきりマント」が置いてあって、セミに変身することができます。羽根つきのリックを背負って帽子をかぶると、クマゼミになれます。アブラゼミもありました。
4階は展望フロアで高槻市北部を一望できます。駐車場やバス停からは、この展望フロアから入館します。
その他の学生の感想
高槻にはこんなにたくさんの種類の動物がいるということを知った(山下)。わくわくした気持ちになるから、もっとどんな動物がいるのか見たくなった(種田)。今まで見たこともない魚や動物の生態などを知れてためになった(森垣)。手作りの展示がたくさんあって保育所などの飾り付けの参考になった(由利)。