授業紹介『伝統文化演習(着付け)』

国際観光学部4年の別府です。

私はこの春学期、『伝統文化演習(着付け)』の授業を受講し、服部和子先生から直接着付けについて学びました。授業では、自分で着物を着る方法のほか、着物の生い立ち、種類や配色などについて教えて頂きました。

実技授業では基本的な着物の着方から、浴衣などで結ばれる半幅帯、カジュアルな場で結ぶ名古屋帯の結び方を教えて頂きました。

帯の形を美しく結ぶことももちろんですが、帯を結ぶ前に着物をしっかり整えておくことで着崩れを防ぐことができたり、見た目にも綺麗に着こなすことができます。
そのため、私が着物を着るときに最も気を付けていたことは、衿がしっかり抜けているか、おはしょりが整えられているかなど細かな事です。

名古屋帯の結び方を学んだときは、服部先生が考案された帯の結び方を教えて頂きました。

着付けの授業でしたが、この授業を通して着物を着るときや、着物を着ている時の立ち居振る舞い、仕草などを意識するようになりました。
それにより、普段の生活にも仕草など細やかな部分に意識を払うようになりました。

海外の方からも人気の高い着物ですが、今までどのように着付けをするのか知りませんでした。
そのため、留学中には着物についての説明はできても、どうやって着付けるのかを友人に実践して教えてあげることはできませんでした。
今回の授業で着付けの方法について学ぶことができたので、これからは海外の方により詳しく紹介をすることができると感じています。

この授業で学んだことを意識し、普段の生活でも様々なところで活かしていこうと思います。