キッズイングリッシュ研修・11日目

みなさんこんにちは!
キッズイングリッシュ研修に参加している子ども教育学部の田村です。

29日の本日は、プケテスクール最終日、またニュージーランドでの実習最終日でした。

私が入ったクラスは、3years(日本で言う2年生)で、研修に来た私を元気いっぱいに迎えてくれました。

ニュージーランドの小学校は、日本とは違って机ではなく基本的に床に座って授業を受けるというスタイルです。ただ、私は、ヒルクレストスクールでは幼児を担当し教室に机がなかったため、プケテススクールの教室に机が並べられているのは、なんだか新鮮でした。

研修の中で、私たちはグループに分かれて簡単な折り紙を教えました。
鶴や手裏剣、蝶々などを作ってあげるととても喜んでいました。一緒に折りましたが、「Help me!」と助けを求められてしまい、結局ほとんど折ってあげてしまいました笑
紙を折るというのは、子どもにとって慣れない作業だったんだなぁと思います。

ほかにも、先生が書いた日記のお手本を見ながら、自分でも文を作るという課題があったのですが、早く終わった子どもたちは、皆が終わるのを大人しく待つのではなくレゴや電車レール遊びなどをしていて、全員で同じ授業を受けるのが普通な日本ではあまり見ない光景なのでとても衝撃的でした。
その後、外でランチとは別に軽食を食べた時も、先生たちはその間、スタッフルームでお話をしたりコーヒーをつくって飲んだりしていて、オンとオフがしっかりしているんだな、という発見がありました。

プケテススクールの子どもたちはマオリ語にも親しんでいて、マオリの歌を歌ったり数字を数えたりしていました。
日本にも興味を持ってくれて、コンニチハ!やアリガトウ!と手をあわせて言ってくれ、すごく嬉しかったです。

昼休みには、一緒に自転車に乗ったりジャングルジムで遊んだりしました。
たくさん名前を呼んでくれたり、英語がわからなかったら何回も言ってくれたりと優しい子たちばかりでした。

研修の最後は、全員のハグでお別れしました。
ある子は私に「Will you come back again?」と聞いてくれて、飛行機で17時間かかるけど戻ってきたいなぁ……と、2日間しかいなかったのにすごく寂しくなりました。

今回の研修を通してニュージーランドの小学校は、日本の幼稚園70%、小学校30%くらいの雰囲気を持っているという印象を私は受けました。
ニュージ-ランドの小学校には、10時30分くらいに「モーニングティー」という30分くらいの休憩時間があり、この時間にフルーツなどのおやつを食べる習慣があります。このように、休憩時間、話す時間、勉強する時間など、メリハリをつけながら先生は授業をしている、ということに気づくことができました。
また、この研修を経て、どこの国の子どもたちもみんな笑顔が素敵で甘えん坊で素直で遊ぶことが大好きなんだなと実感しました。
子どもたちのパワフルさにとても元気をもらい、言葉が伝わらなくてもとても充実した4日間となりました。

最終日ということでテンションも上がり行きのバスでは大合唱し、帰りのバスでは寂しくて泣いたりと、感情の忙しい一日でもありました(笑)

明日は大学で修了式です。
大学には1週間しか行ってないですが、Angieとの別れに大号泣する予定です。
残り少ないニュージー生活、存分に楽しんできます‼️