「京の和食と和菓子」の授業で京都市中央市場を訪れました

1月15日(月)に「京の和食と和菓子」の授業で京都市中央市場を訪れました。
まずはじめに京都府と京都市が共同運営している「あじわい館」にて、京都市中央市場がどういった場所なのか、その役割についてのビデオを見せていただきました。
その後実際に市場内で行われている青果のせりの様子を見学させていただき、昨年4月にオープンしたばかりの水産棟見学エリアで水産物のせりの流れなどについて教えていただきました。
見学に参加した学生の感想を紹介します。

上村さん
人生で初めてせりを見学しましたが、目の前で行われるせりはとても見応えがありました。ガイダンスの動画で見せていただいた手やりの指の動きや落札の瞬間などを目の当たりにして、せりのスピーディーさに圧倒されました。また扱う品物によっては、同値落札の場合にじゃんけんで決着をつけると聞いたときはつい笑ってしまいました。
矢沢さん
せり見学では圧倒的なスピード感に驚きました。また市場の役割や働いている方々の仕事内容、京都の食文化について知ることができました。食材が家庭に届くまでには多くの人が関わっていることを直に感じることのできた体験でした。
辻さん
せりの様子はテレビでしか見たことがなく、実際見てみると迫力がありました。どんどんスピーディーにセリが進んでいくと思いきや、提示された金額が安すぎると止まってしまったり、この値段で買ってくれませんかと仲卸業者の方にお願いする場面もあり、生産者さんのことも考えられた仲卸業者、卸売業者双方の駆け引きであることがわかりました。
巖田さん
今後建て替えられる予定の青果棟の雰囲気はまるで昭和時代にタイムスリップしたかのようでした。早朝から私たちの食生活のために働いて下さっていることに感謝しました。市場内をたくさん走っていたモートラにも乗ってみたいです。
室井さん
はじめてせりを見て驚いたことが多かったです。野菜や果物を売る際にラップのようなスピードで用語が飛び交っていて全然聞き取れず衝撃でした。普段スーパーなどで目にする様々な食材がこのような形で私たちの手元に届くのだとわかりました。とても貴重な経験ができて良かったです。