7/5(水)に南禅寺 八千代にて食事をいただきました

「京旅館と女将」の授業にて「南禅寺 八千代」に伺いました。
日を分けてお食事と、お部屋の見学をさせていただきました。
今回は八千代のお食事をご紹介いたします。

八千代自体は、安土桃山時代から現在の上京区にあった料理屋で、豊臣秀吉が聚楽第で宴を催したときに用命を受けたという記録が残っているのだとか。
戦後に南禅寺に移転し、料理旅館を営むようになったそうです。

まずは八千代の料理長である本道 敏行さまから、ユネスコ無形文化遺産となった和食、そして国の登録無形文化財に登録された京料理の話を伺いました。京料理は茶懐石が元であること、茶懐石は10品を2時間ほどかけて食べるもの、とご説明を頂いた後、実食。


京懐石には夏の食材と、夏らしい食器を使用されており、味覚だけでなく視覚でも季節を感じることができました。




食事が終わった学生たちは、「ウナギがおいしかった」や「鬼灯のなかに卵が入っているお品がおもしろかった」「盛り付けているお皿も綺麗で目が惹かれた」と思い思いの感想を伝えあっていました。