みなさんこんにちは、茶道部です( ᴗˬᴗ)
11月4日(土)に茶道部や子ども教育学部の学生、そして関根先生をはじめとする教職員で聚光院特別拝観に行って参りました!
聚光院は、千利休はじめ三千家歴代宗匠のお墓があり、侘茶の聖地とも呼ばれる場所です。茶道部員として訪れることができ、とても貴重な時間となりました。
方丈(本堂)では、狩野永徳とその父、松栄の合作である国宝『障壁画(襖絵)』、そして名勝方丈庭園『百積の庭』を拝見しました。百積の庭は、狩野永徳の絵を元に千利休が作庭した枯山水庭園です。また、大徳寺境内には電柱がなく、電波が行き届かない場所なのだそうで、スマホが当たり前の日常から少し離れることのできる非日常的な空間でした。
その後、重要文化財の茶室「閑隠席」と「枡床席」を拝見しました。2つの茶室を見比べてみると「閑隠席」は、3畳の狭い空間に明かりは少ししか入らず、どちらかと言うと暗いイメージのある茶室でした。一方の「枡床席」は、4畳半と広く、閑隠席より天井の高さがあるため明るいイメージのある茶室だと気付きました。どちらの茶室にもそれぞれの魅力と面白味がありました…!
最後に、日本画家の千住博さんの障壁画「滝」が奉納されている庫裏にて、小野澤虎洞住職に設えていただいたお茶席でお茶とお菓子をいただきました。
大学茶道部の指導者である江頭先生のお点前を拝見することができ、また、聚光院所蔵の貴重な茶道具の拝見もさせていただきました!
このような形の茶碗もあるのか…と思うものもあれば、自分好みの茶碗に興奮している方もいました^^
普段は拝見謝絶の寺院を訪れることができ、素敵な経験であったのと同時に、茶道部員としてより茶道への意識が高まった良い機会になりました。