第9回ビブリオバトルin高槻に参加しました

2018年5月27日(日)に高槻市立服部図書館で開催された第9回ビブリオバトルin高槻に、子ども教育学科の2年生が参加しました。

ビブリオバトルとは、紹介したい本を持ち寄って5分間トークで読みたくなってもらうことを競うゲームです。本を紹介するだけでなく、その本を読みたくなったかどうかがポイントです。全員が本の紹介を終えたあと、どの本がよみたくなったか会場にいる皆さんに投票してもらって、1位になった本をチャンプ本と呼び、それを紹介した人が表彰されます。

今回は7名が参加して、それぞれのお薦め本を紹介しました。常連の出場者が4名、2回目の方が1名、初めて出場するのは子ども教育学部の学生ともう1名の2名だけというなかで、子ども教育学部の学生が紹介した本は、絵本の『サルくんとブタさん』(作・絵:たどころみなみ、汐文社、2009年)です。絶版になっていてもう手に入れることができませんが、図書館には所蔵されていましたので、紹介することができました。

この本には副題として「音が見える絵本」がタイトルの上に書かれています。音が見えるとはどういうことなのでしょうか。詳細は学生の紹介を動画で見てください。

とても緊張していたことがわかります。途中、言葉に詰まって、じっと絵本を見つめる場面がありますが、この本が小さいときからずっと気に入っていた本だったということが伝わってきました。とてもいい紹介だったと思います。

残念ながら、チャンプ本には選ばれませんでしたが、紹介した絵本に関する質問をたくさんいただき、ビブリオバトル終了後も、会場の方々からぜひ子どもに薦めたいと声をかけられていました。

参加した学生は、次のように感想を述べていました。「とても緊張したけれど、好きな本を多くの方に知っていただけて嬉しかったです。今回のビブリオバトルで本と向き合う事ができ、その魅力に気付かされました。」

機会があれば、ぜひ手にとって読んで下さい。学生に代わってお願いいたします。