こんにちは。国際観光学部4年生の是永です。
先日「京の和食と和菓子」という授業で、ホテル ルビノ京都堀川にて、会席料理をいただきました。新型コロナウイルス感染予防のために、通常は8人ほどが座れる円卓の席に4~5人に分かれて座りました。
会席料理は宴会などで楽しむ料理です。
最初に焼八寸がテーブルに用意されており、お浸しが入った家の形をした器が印象的でした。季節の食材で、山や川や海の幸を盛り合わせた料理となっており、特に鰤味噌柚庵焼きが美味しかったです。
続いての座付きは会席料理のメインです。蓋を開けてみると、澄まし汁に大きな貝柱真丈が入っていました。真丈を割ると中にアボカドが入っており少し驚きましたが、食べてみるとお出汁の味ととても合っていました。
次は造里です。鯛松皮は皮目を焼き、松の皮に見立てているそうです。鰤も皮があぶってありました。鮪も新鮮で非常に美味しかったです。
進肴は、牛ヒレ肉と青唐の陶板焼きでした。たれのぽん酢は京都の調味料を使った自家製で、お肉をあっさりといただくことができました。
食事は蟹雑炊でした。蟹のお出汁がよくきいている優しい味で、ほっこりしました。
最後のデザートである水物は柿の豆腐あんずソース掛けで、豆腐を使用しているところに京都らしさを感じました。
紅葉麩など季節を感じる工夫が随所になされていて、美味しいだけではなく目でも楽しめるというところに細やかな気配りを感じました。