12月の京都御苑へお散歩に行ってきました

こんにちは!平安女学院大学2年生の大矢、工藤、児玉、篠原です。私たちは、授業の空きコマを使って京都御苑をお散歩しました。
京都御苑は、春は桜、秋は紅葉が綺麗ですが、冬にもたくさんの魅力がある場所です。
今回は、冬の京都御苑にいる生物にスポットを当てて紹介していきたいと思います!


京都御苑に入ると、掲示板に貼られた京都御苑だよりを見つけました。苑内の地図や季節の花が紹介されていたので、私たちはまずジュウガツザクラを見に行くことにしました。


出水の小川東で見つけたジュウガツザクラです。この時期に桜?と思われた方も多いのではないでしょうか。実はこの桜は、開花期が9月下旬~4月上旬の寒桜で、秋~春まで花が咲き続けるそうです。こんなに綺麗な桜を冬でも見られるのは嬉しいですね!

京都御苑の散策を進めると堺町御門の周辺でピンクや白の色鮮やかなサザンカを見つけました。冬なのでほかの植物の花は枯れてしまっていることが多いですが、サザンカは冬に開花期を迎えるため、だいたい11月から1月が見ごろになります。


これはモッコクの実によく似ていますね!よく見ると違う植物にも見えます。調べてみましたが、何の植物なのかよくわかりませんでした。モッコクはある程度大きくなるとお世話をしなくても樹形が乱れにくいこと、樹齢を経るに従って樹姿に風格が出ることから、「庭木の王様」と呼ばれています。モッコクは、寺社などでみることができます。


九條池にかかる高倉橋から、アオサギも見つけました。アオサギは、ペリカン目サギ科に分類されるペリカンの仲間の鳥です。羽の色はやや青みがかかった灰色をしており、そのことからアオサギと呼ばれるようになりました。縁起が良い鳥としても有名だそうです。


カラスと一緒にいるところも見ることができました!私たちはずっと見守っていたのですが、長い間動かずに見つめ合っていて、何かお喋りをしているようにも見えました。

京都御苑の魅力、伝わったでしょうか?1時間ほどのお散歩でしたが、たくさんの生物を見つけることができて楽しかったです。皆さんもぜひ、冬の京都御苑の生物たちに癒されに来てくださいね!