2回生の工藤滴です。
平安女学院大学は2050年に二酸化炭素ゼロを目指して宣言をしている大学の一つで、京都市と連携しています。
今回の授業では京都市の環境政策局の河合先生にお越しいただき、観光を気候変動の観点から考え、環境と観光のつながりについて教えていただきました。
世界の平均気温は年々高くなっています。
世界ではこの状況を気候危機と呼び、京都でも気候変動によって、文化の継承や観光資源に悪影響が生じています。
このような事態に対し、京都市は日本の自治体で初めて、2050年までにCO2の排出を実質0にすることを宣言しました。
講義では、地球温暖化の原因や温室効果ガスを減らす方法などをグラフでわかりやすく教えていただきました。
再生可能エネルギーの普及拡大のため、2050年までに使用電力を100%再エネへ転換する「再エネ100宣言 RE Action」という新たな枠組みができ、平安女学院大学もこの取り組みに参加しています。
また、京都市はRE Actionのアンバサダーに就任しています。
講義の最後には、平安女学院大学と京都市が協力してこの取り組みを実現するためには何ができるかを、観光の観点から考えました。
今回の河合先生の講義を聞いて、観光業を発展させるには環境も守らなければならないということがわかり、大変勉強になりました。