国際観光学部1回生の有海です。
「京旅館と女将」の授業で、1泊2日のフィールドワークに行って来ました!
今回私達が宿泊した施設は「京湯元ハトヤ瑞鳳閣」さんです。京都駅の目の前にあり、
和の要素を最大限に活かしたホテルです。外国人観光客や修学旅行生など、幅広い客層にも対応したおもてなしを実際に体験して来ました。
フロントに飾られている「息災」の文字。こちらはなんと、毎年12月に清水寺で行われる「今年の漢字」の筆者である森清範さんの特別書下ろしなんです!これまで書かれた今年の漢字もホテル内に飾られているそうです。
客室は洋式に和式スペースがあり、畳に横になってのんびりと旅の疲れを癒すことができます♪
また、各部屋に多言語表記のガイド本や緊急時のマニュアルが置かれているため、日本へ初めて訪れる外国人観光客の方も安心して泊まれますね。
朝食は和食御膳が振る舞われ、湯豆腐や湯葉などの京料理を堪能しました。
さらに、入浴用品、化粧水、ドライヤーなどのアメニティも豊富に用意されているため、荷物の負担も少なく済みます。温泉文化に慣れていない外国の方にも配慮し、客室には入浴に関するマニュアルがありました。
今回の授業を通して京都の旅館やホテルはゲストを宿泊させる場所だけでなく、京都の伝統文化や「和」の美しさを体験できる空間であることがわかりました。
国籍や年代に配慮した、全て人にとって快適な空間を作り出すためのおもてなしや演出が至る所にあり、宿泊業のホスピタリティを十分に学ぶことができる貴重な体験でした。
(写真撮影:1年生 田中芙季)