子ども教育学部では、卒業研究発表会と題して各ゼミの中から代表者一人づつが4年間の学びの集大成である卒業研究をパワーポイントを使って発表する機会を設けています。今年は2月5日の水曜日に、6つのゼミから計6人がそれぞれ卒業研究を発表しました。
開会の言葉の後、まずは松尾ゼミからM.S.さんの「特別活動における演劇教育の教育的価値と評価基準に関する研究」の発表です。
次に長谷川ゼミからM.K.さんの「絵本が持つリズム性に関する研究」です。『あっちゃんあがつく』という歌がつけられた絵本を分析しました。
門谷ゼミからはJ.M.さんの「幼児におけるオノマトペカルタを使用した言語表現について」です。自作のカルタで調査を行いました。
福永ゼミからはM.O.さんの「放課後子ども教室の実際と課題」です。高槻市の再チャレンジ教室を調査しました。
志澤ゼミからはK.K.さんの「小学校時代のほめられ経験が大学生の自尊感情と学校生活に与える影響」です。
最後に君島ゼミからH.T.さんの「レッジョ・エミリア・アプローチ〜環境が広げる子どもの可能性〜」の発表が行われました。この写真に衝撃を受けたことが研究を始めるきっかけとなったそうです。
すべての発表が終わった後は、学生からの質問タイムです。「いつから準備を始めたか」、「文献はどのくらい読んだか」、「テーマを決めたのはいつか」などの質問に、発表者それぞれが正直に答えてくれました。
最後に君島先生から講評をいただきました。問題の発見から解決の提案までしっかりと言及できていた、ただ発表するときには時間を厳守すること、表や図の見やすさなども考慮すべきだとのアドバイスをいただきました。
今年は来年度に卒業論文を提出する三年生はもちろん、二年生・一年生も多数聴講し、熱気あふれる発表会となりました。この発表がより充実した大学の学びにつながっていくことを願っています。