川口基督教会へ行ってきました!

1月8日の水曜日に、私たち子ども教育学科の一年生はキリスト教学の授業の一環として、川口基督教会を訪問しました。

まずは、厳かな雰囲気の中礼拝を行いました。聖書の朗読は学生が担当しました。

柳時京(ユ・シギョン)司祭には様々な「心」についてお話ししていただきました。良心、悪心など種類がある心。「教育者とは、すり減ってしまった良心を元に戻す役割だと思う。」という話をして頂いた事で、改めて教育者を目指す者として教育とは何か、自分たちの存在意義について考えることができました。

教会のステンドガラスにはユリ、ブドウ、ザクロなどの聖書に登場する植物がとても美しく描かれていました。
また、柳司祭に教会の歴史についても教えて頂き、阪神・淡路大震災、第二次世界大戦について改めて考えました。

そのあと、松園先生に何曲かパイプオルガンで演奏して頂いた後、パイプオルガンについて色々教えて頂きました。先生が手に持っている木のパイプはこのオルガンから引っこ抜いたものではありません(笑)

パイプオルガンという楽器の素晴らしさを知ることが出来ました。このパイプオルガンは阪神・淡路大震災にも耐え、被害を受けた教会の修復工事の間は解体して別の場所に保管されて、礼拝堂の復元の際には再び寸分の狂いもなく組み立てられたそうです。

そのあと、照暗女学校跡地をみんなで見て回りました。平安女学院は昔、照暗女学校という名でこの川口居留地にあったそうです。残念ながら今は倉庫になっており、当時の面影が無く少し寂しく思いましたが、平安女学院の歴史を感じることができました。