こんにちは。今回のフィールドワークの引率を担当しました、国際観光学部・教員の中池です。
今日は8月25日の土曜日。フィールドワーク6日目(最終日)についてご報告します。
城崎のつばきの旅館で美味しい朝食を食べた後に、周遊観光バスである「たじまわるプレミアム号」で但馬地方の観光地を回りました。
この観光バスは、朝から夕方まで兵庫県北部の観光地を周り、しかもバスガイドつきであるにも関わらず1人500円という破格のお値段が魅力です。
さて、バスガイドさんの軽快な案内を聞きつつ、たじまわるが最初に訪れた観光地は「コウノトリの郷公園」でした。
この施設では、国の特別天然記念物であり絶滅危惧種であるコウノトリを保護・繁殖させるだけでなく、自然に返す事業も行なっているそうです。
学芸員さんのお話を聞きながら、羽を広げると大人が手を広げたよりも大きいコウノトリを育てる苦労に思いを馳せました。
次に向かったのは、「城下町出石(いずし)」でした。
出石といえば皿そばですよね。
1人あたり5皿が標準ということですが、それだけでは物足りない学生のみなさんは、賑やかな通り沿いのお店でそばプリンやそば団子などを食べていました。
道の駅「ようか但馬蔵」で休憩した後、最後に向かった観光地は「天空の城 竹田城」でした。
しかし残念なことに、7月の豪雨被害により竹田城まで登るバス登山道が通行止のため、山頂の竹田城跡まで行くことはできませんでした。
バスではなくタクシーなら登れるとのことでしたが、フィールドワーク参加者の人数では難しく、やむなく「山城の郷」と「竹田城下」を回りました。
大変な苦労かと思いますが、一日も早い登山道の復旧を願っております。
JR和田山駅でたじまわるを降り、特急きのさきに乗って京都駅まで約2時間。
以上で5泊6日の観光フィールドワークの全日程を終了しました。
今年の観光フィールドワークはとても天気に恵まれました。
旅程中に来た台風による影響はわずかで、むしろ日焼けと暑さに悩まされるくらいでした。
海の京都と、城崎の外湯、そして歴史ある城下町の但馬回る(たじまわる)。
見て聞いて食べて体験して、学生にとっても貴重な体験だったと思います。
できるならばまた季節を変えて、個人的に訪れてみたいものです。
そう、カニが解禁される冬がいいですね!