2018年度第3回オープンキャンパスを実施しました

2018年度第3回オープンキャンパスを実施しました。

松尾学部長による映像を交えた学科説明のあと、午前中に行われた学び発見ゼミIでは「日本と海外の教育を比べてみよう」と題して、比較教育学専門の平阪先生のゼミ生による学びの紹介がありました。

もし世界が100人の村だったらという想定のもとに、来場者のみなさんがそれぞれの国の住人になりきって人口や言葉、食べ物などの分布を体験しながら学びました。

ランチの後の学び発見ゼミIIでは赤松先生のコーディネイトのもと、大学進路決定の決断を在学生の四人に振り返って語ってもらいました。

保育園に通っていた時の先生に憧れて保育士を目指したという二年生のK.K.さん。オープンキャンパスで感じた学生と教員の距離の近さに魅力を感じ受験を決めました。AO入試では新聞スクラップの課題を選び、自分でアンケートも作ったそうです。それが大学での学びに役立っていると言います。

中学校での職業体験で保育園に行ったことから子供に関わる仕事に魅力を感じ、保育士・小学校・幼稚園の免許資格が取得できる大学を探したというH.I.さん。学力をいかした指定校推薦を選び、スカラシップにもチャレンジしました。勉強を頑張ったことや高校時代に取得した漢検・英検などが自信につながっていると言います。「自分のしたいことを明確にすることで、今の自分が何をすればいいかが見えて来る」と力強く語ってくれました。

中学時代は不登校、高校は通信制高校という異色の経歴を持つN.I.さん。画才を生かして絵本を作り、出版の資金を得るため出場したスピーチコンテストで見事50万円獲得。絵本の読み聞かせのために準備してくださった先生方に魅力を感じて教育の道に進むことを決めました。自分で探したこの大学のオープンキャンパスで少人数での教育に魅力を感じ、見事得意技入試で合格を手にしました。インターンシップの体験から、現在は小学校の先生を目指して頑張っています。

小学生の頃から憧れていた小学校の先生になる夢をずっと持ち続けているというM.O.さん。第一希望の大学は残念ながら合格できず、本学のオープンキャンパスに来てみたものの大規模の大学への憧れは捨てきれませんでしたが、担任の先生や両親に相談して親身に面倒を見てくれるこの大学を受験することを決意しました。入学後の最初の一年は悩みもあったけど、「受験に失敗したけど勝負はそこではなく、卒業するときだ」という先生の言葉に救われたと言います。いまでは同じ夢を持つ友達と励ましあって毎日笑顔で充実した学生生活を送っています。

進路決定から大学受験までの道のりはさまざまな四人ですが、共通していたのは、一人で悩まずに周りの友達や大人に相談すること、自分が頑張ったことは何一つ無駄ではなく、大学での学びや自信につながることでした。これからも夢の実現のために頑張って欲しいと思います。

次回のオープンキャンパスは7月22日(日)です。多数のみなさまのご来場をお待ちしております。