帰れ つばめよ 海を越えて(聖歌162番)

ツバメの巣(正面)

高槻キャンパスで、コシアカツバメが巣作りを始めました。今年(2022年)は食堂の入り口の上です。去年(2021年)はチャペルの入り口に二回巣作りをしていて、ヒナの鳴き声も聞こえていましたが、巣立ちは確認できず(週明け月曜日に、二度とも巣が壊されていました)。チャペルの巣かけの後にはツバメが来なかったので、今年は子育てしてくれないのかな?と思っていました。5月中旬頃からウイリアムスホールの下へ降りる階段や地下スペースに、スイスイと飛び交うツバメのカップルがいたので、子育ての場所を探しに来ているのかなと思っていたら、ありました(写真1枚目:6月9日)。
ランチタイムはさすがに人が多くて、巣に出入りしている様子はありませんが、午前中や午後の授業が始まってから地道に建築作業をしたのでしょう。ほぼ入り口まで完成(写真2,3枚目、6月13日)していました。今年はちゃんと雛が巣立ってほしいと願っています。
ところで、4月中旬から6月一週目まで夕方18時に流れていた聖歌は「帰れ つばめよ 海を越えて」という曲でした。歌詞を以下にご紹介します。

帰れ つばめよ 海をこえて/あがれ ひばりよ 雲の上に
*今日こそ 主イエスの/よみがえりの 日よ
野辺の千草よ 共に咲きて/霞に続く 道を飾れ
*今日こそ 主イエスの/よみがえりの 日よ
琴を奏でよ 小川の水/春の調べを 遠く運べ
*今日こそ 主イエスの/よみがえりの 日よ
https://www.youtube.com/watch?v=GTbHBkJVJOs

春の復活の季節の聖歌なのですが、ちょうど聖歌の放送が終わったタイミングで帰ってきてくれたツバメたち。まるで祈りが聞き届けられたようだと個人的には思っていたりします。これから巣立ちまでの間、「落下物」もあるかもしれませんが、あたたかく見守っていきたいですね。
(チャプレン 中尾貢三子)ツバメの巣(正面)