国際観光学部 外国語特修コースで神戸を訪れました

6/9(金)のコース別活動日に外国語特修コースは神戸市にあるJICA関西を訪れました。
JICA関西には事務室のほかに、日本に研修に来ている方のための研修施設や宿泊施設、地域の開かれたセンターとしてのJICAプラザ関西があります。
まず初めに2グループに別れて、広報展示室と資料室を見学させていただきました。

広報展示室には世界各地の民芸品や民族衣装、お菓子などの食べ物が展示されており、それぞれの地域にどんな歴史や文化があるのかを学びました。
一部の展示品は手に触れることができたので、民族衣装を実際に身に着けて楽しみました。
またSDGsについて体験的に学べる展示があり、模型に触れたりクイズをしながら日本や世界のSDGsについて考えました。

資料室には世界の文化や国際協力について学べる本がたくさんあり、世界各地の食文化についての本や海外で使われている日本語の教科書など、それぞれ気になった本を手に取って読むことができました。一般の方にも公開されているそうです。

その後は講堂に集まり、JICA関西の山本さんに国際協力とは何か、JICA関西ではどのような活動をしているかなどについてお話いただきました。
世界の国の約8割である150カ国が開発途上国であり、それぞれ様々な課題(貧困、教育、紛争、気候変動など)の影響を受けやすい立場にあること、それらの国との関係が無ければ私たちの暮らしは成り立たないこと、困っている国があれば自国にできることで支援するというのが国際協力であるということなどを学びました。
またそういった国際協力のために、JICAでは技術協力や資金協力、市民の理解促進のための広報活動などの二国間援助を行っているそうです。

昼食では「JICA関西食堂」で提供されている月替わりエスニック料理のお弁当をいただきました。
今月はカンボジア料理で、白身魚のフライやひき肉の春雨炒めなど、普段とは少し違った独特な風味を楽しみました。

午後からは、山本さん自身のJICA海外協力隊としてキルギスで活動した経験についてお話いただきました。
山本さんはキルギスの学校で美術の授業のサポートをされていたそうで、文化や価値観の全く異なる相手に何かを伝えることはとても難しいというお話がとても印象に残っています。

JICA関西での研修のあとは、各グループに別れての神戸市内での自主研修でした。
南京町を訪れたグループは、食べ歩きをしながらお店の方のお話を伺ったり、中華街の風景の特徴を考えるなど、普段の観光とはまた違った視点で歩きました。

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