歴史溢れる二条城に訪れました

国際観光学部2年生の板本、松本、村井、横山です。

私たちは、秋学期にジェネリックスキルの授業の一環で、「魅力発信プロジェクト」という企画を行っています。

今回は、「京都観光」の魅力を発信するために、京都市中京区にある二条城に行ってきましたので紹介します。
場所は、平安女学院大学から徒歩約12分のところで、近くには地下鉄 二条城前駅があります。

二条城は1603年に江戸幕府初代将軍徳川家康が、天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするために築城したものであり、世界遺産にも登録されています。
その中でも、城内にある「二の丸御殿」は国内の城郭に残る唯一の御殿群として国宝に指定されています。

二の丸御殿は、全 6 棟の建物(白書院・黒書院・蘇鉄の間・大広間・式台・遠侍)からなり、江戸初期に完成した住宅様式である書院造の代表として日本建築史上重要な遺構です。どの部屋を見ても歴史を感じる綺麗な造りでした。また、二の丸御殿の廊下は、歩くたびに音が鳴っていました。これは、人が歩くことによって鳥の鳴き声のような音がなることから「鶯張り」と呼ばれています。
そして、寛永期の時代のものを含む約 3600 面もの美しい障壁画が残されています。残念ながら二の丸御殿内は撮影禁止なので、お見せすることができません。
ぜひ、訪れてご自身の目でお確かめください。
二の丸御殿の正門にあたる重要文化財である唐門は、すごく大きな屋根が印象的でした。よく見ると、鶴や唐獅子の彫刻があり繊細で美しくて驚きました。

また、二条城には大きな庭園があります。
特別名勝である二の丸庭園は、池の中央に蓬莱島、その南北に鶴亀の島を配置した書院造庭園です。
本丸庭園は、明治天皇が本丸に行幸された際に枯山水庭園に改造するように命じられ、現在の庭園の形となりました。

現在、本丸御殿は工事中で入ることができませんでしたが、いつか訪れてみたいです。
二条城は京都観光で訪れる人が多く、修学旅行生もたくさんいました。京都の歴史ある重要な史跡の一つであり、とても貴重な場所であります。
歴史や建築・庭園に興味のある方、京都についてたくさん知りたい方などはぜひ訪れてみてください。