国際観光学部 茶道部所属の宮下です。
9月14日(土)に裏千家学園の方々から「観月茶会」へのご招待を頂き、茶道部員6名が参加してきました。
今年の観月茶会では薄茶席と、お楽しみ席としての「抹茶造り体験」をご用意いただきました。
薄茶席では『観月』という名の通り、月見を彷彿とさせる要素がお床の飾りやお菓子等の至る所で見受けられ、
まだ夏が続いているかのような暑さの中ではありましたが不思議と秋の夜の涼やかさを感じられる素敵なお席でした。
また、お茶席で使われていたお道具もなかなか見る機会がない貴重なものばかりでとても興味深く拝見しました。
お楽しみ席では抹茶の製造過程について裏千家学園の学生の方々に解説していただき、茶臼を使用して抹茶の前段階である『甜茶』を抹茶にする体験をしました。
数名で交代しつつ体験したのですが、茶臼を引くスピードと強さがほんの少し変わるだけで抹茶の粒の細かさが全然違っていたり、数人がかりでも短い時間では薄茶で使うほどの量まで作ることが出来なかったりと、
お抹茶の製造の大変さを身をもって理解できる良い機会でした。
私は今回の観月茶会への参加を通して茶道の面白さを改めて実感するとともに、私自身もお客様に笑顔にできるようなおもてなしを目指し、より一層頑張ってお稽古に励んでいこうと思いました。
裏千家学園の皆様、引率してくださった先生と先輩方、ご同席いただいた皆様、貴重な経験をさせて頂き本当にありがとうございました。